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音泰夢

好きな音楽だったりなんだったりについてつらつらと語るだけのモノ。

2016年の邦楽名盤は?

 

 

年の瀬。今年も様々なアーティストが才能を捻り出し絞り出したくさんの作品を世に送り出してくれました。

 

価値観人それぞれですが、今回は私的名盤を紹介してみようかと思います。

 

 

 

スピッツ/醒めない

醒めない(通常盤)

醒めない(通常盤)

 

 

 

このブログで触れるの何回目なんでしょうかね。スピッツの前作から約3年ぶりとなるアルバム。30周年を目前にしながら尚も進化を止めないベテランの挑戦。安定、安心の良質な楽曲ばかりだけど、アルバムとして雰囲気も飽和せず、ジャケットイメージのまま暖かみと切なさが凝縮された作品かな、と。

ここ最近の彼らの作品は、不発という程ではないですが、胸を張ってオススメできるかと言えばそれも難しかったのですが、これはオススメ出来ます。ストリングスアレンジも完全に脱却しており、バンドサウンドが活き活きしてる。

 

 

 

 

ナードマグネット/CRAZY,STUPID,LOVE 

CRAZY, STUPID, LOVE

CRAZY, STUPID, LOVE

 

 

 

関西ではベテランの風格と言うか、安心感と言うか。日の目を浴びてはいないんだけど、彼らの楽曲とライブは駄目な自分を叱責してくれる力強さだったり、背中を押してくれる優しさだったり、反吐が出そうな世の中に一緒に唾を吐いてくれたり、なんかこう、「すげぇよ!やっぱり!」みたいな雰囲気があったのですが、ようやく全国に殴りかかりって見事に各地のリスナーの耳に届いた様で。

パワーポップ。今じゃあまり馴染みがないし、邦楽ロック万歳の人には「なにそれ?」かもしれない。TOKIOとか、パワーポップに近いと思います。代表格はWEEZERね。

オープニングからラストまで駆け抜けて行くオーバードライブがたまらなく気持ちよくてギター弾きたくなる。

 

 

 

 

 空きっ腹に酒/しあわせ

しあわせ

しあわせ

 

 

かっこいい。その一言に尽きる。

なんか、聴いてる音楽に『オシャレ感』を見出そうとしてる人をたまに見かけるけど、その人ってその音楽が好きで聴いてるのかなって。良さが分かるのかなって。

空きっ腹に酒は、ハードでファンクでパンクでサイケデリックなんだけど、オシャレ感も秘めてる。このアルバムはそれが更に炸裂してる。でも、『オシャレ感』気取って音楽聴いてる人には絶対にオススメしたくないし、別に聴いて欲しくもない。マジでかっこいい。だから、そんな付加価値を求めてる人たちには教えてあげない。

アルバムを聴き始めるとホントに気持ちが上がってきて、聴き終えた頃には気持ちがノリノリ。一種の麻薬みたい。麻薬吸ったことないけど、最高にキマる気分。

 

 

 

 

 

 AL/心の中の色紙

心の中の色紙

心の中の色紙

 

 

andymoriが消えて、新しく生まれた。

小山田壮平がしがらみや何やらを振りほどき、彼の音楽に対する愛情をこれでもかと体感できるのは、もちろん長澤知之の存在があってこそなんだろうけど、この作品はなんというか、『楽しい』。

アコギ一本持ってきて、適当に並べたコードにみんなが好き勝手歌って、「あ、今の良かったね」って、そんな和気藹々とした音楽仲間の暇つぶしの様な、商業的ではない雄大さが漂っていて飽きない。けれど、練りこまれた曲はとことん練られているし、泣き曲のメロディはさすがでニクい。

バンドとしてとても羨ましい姿。

 

 

 

 

 サイダーガール/サイダーの街まで

サイダーの街まで

サイダーの街まで

 

 

NUMBER GIRLが邦ロックの基礎を作り、ASIAN KUNG-FU GENERATIONBUMP OF CHICKENストレイテナーART-SCHOOLが応用し昇華する。逆に今やこういった真っ正面から貫いてくるギターロックは少なくなってきましたが、サイダーガールが今の時代珍しいローファイなギターロック。オーバードライブで弾くオクターブ奏法が似合う正統派。

その時代のバンドサウンドが忘れられない人はハマるんじゃないでしょうか。

 

 

 

 

METAFIVE/META 

META

META

 

 

YMO高橋幸宏小山田圭吾砂原良徳TOWA TEI、ゴンドウトモヒコ、LEO今井を誘い結成された天才集団。

もう、何も言うことがない。ただただ格好良い。耳が、心が、震える。

 

 

 

 

 

 

 

今年印象に残り、人に勧めることが出来るかなと思った作品でした。